セールス: 1-800-867-1380

Windows PowerShell を使用した Windows Azure Backup の管理

発行: 2012年2月

更新日: 2014年4月

適用対象: Windows Server 2008 R2 with SP1, Windows Server 2012

ここでは、Microsoft Azure のバックアップ で使用できる Windows PowerShell コマンドレットについて説明します。Online Backup (OB) コマンドレットを使用するには、Administrators グループまたは Backup Operators グループのメンバーである必要があります。次のコマンドレットを使用すると、利用可能なコマンドレットの一覧を表示できます。

get-command -module MSOnlineBackup

コマンドレットのオンライン ヘルプを表示するには、次のコマンドレットを使用してヘルプ ファイルをダウンロードします。

Update-Help –module MSOnlineBackup

次のコマンドレットを使用し、コマンドレット名を指定すると、特定のコマンドレットに関する追加情報を表示できます。

Get-Help -cmdletname

次の表では、Microsoft Azure のバックアップ で利用可能な Windows PowerShell コマンドレットについて説明します。コマンドレット名をクリックすると、コマンドレットの詳細が表示されます。

 

Windows PowerShell コマンドレット 説明

Add-OBFileSpec

バックアップに含める項目と除外する項目を指定する OBFileSpec オブジェクトをバックアップ ポリシー (OBPolicy) オブジェクトに追加します。OBFileSpec オブジェクトには、複数のファイル、フォルダー、またはボリュームを含めたり除外したりできます。含める項目の一覧は、New-OBFileSpec コマンドレットを使用して定義することができ、その後で OBPolicy オブジェクトを更新できます。

Get-OBAllRecoveryPoints

すべての使用可能な復旧ポイントを取得します。復旧中、認証プロセスの完了後に、特定のサーバーで正常に完了した各バックアップの復旧ポイントの一覧がユーザーに対して表示されます。ユーザーは、特定の復旧ポイント内からデータを選択して復元できます。

Get-OBAlternateBackupServer

OBBackupServer オブジェクトの配列を取得します。この配列は、指定したバックアップ アカウント (ローカル サーバー以外) に関連付けられたすべてのサーバーを表します。この配列を取得するには有効な資格情報が必要です。

Get-OBCertificateListFromLocalStore

ローカル コンピューターの証明書ストアから証明書の一覧を取得します。このコマンドレットで返される証明書を使用して、現在のコンピューターを Windows Azure Backup に登録するには、Start-OBRegistration コマンドレットを使用します。

Get-OBFileSpec

指定したバックアップ ポリシー (OBPolicy) オブジェクトに関連付けられた OBFileSpec オブジェクトの一覧を取得します。OBFileSpec オブジェクトでは、バックアップ ポリシーを使用して作成されるバックアップに含める項目と除外する項目を定義します。バックアップ ポリシーに対する変更を定義し、追加するには、New-OBFileSpec コマンドレットと Add-OBFileSpec コマンドレットを使用します。

Get-OBJob

サーバーからの操作の一覧を OBJob オブジェクトとして取得します。

Get-OBMachineSetting

サーバーの OBMachineSetting オブジェクトを取得します。このオブジェクトには、インターネットにアクセスするときにオンライン バックアップで使用されるプロキシ サーバー設定、帯域幅の調整の設定、および他のサーバーへの復旧中にファイルの暗号化解除に必要な暗号化のパスフレーズを含む、サーバー プロパティの設定が含まれます。

Get-OBMachineUsage

このサーバーからバックアップするデータとして、Microsoft Azure のバックアップ によって使用されているストレージの容量を取得します。これは、すべての復旧可能なポイント間で利用できるデータを表します。

Get-OBNotification

サーバーの OBNotification オブジェクトの配列を取得します。OBNotification オブジェクトには、通知に関する次の詳細が含まれます。

  1. 通知のカテゴリ

  2. 通知の種類

  3. 通知の生成時刻

  4. 長い説明と短い説明のエラー コード

  5. エラー メッセージのパラメーター

サーバーをオンライン バックアップ サービスから登録解除しても、イベント ログは消去されません。そのため、サーバーをオンライン バックアップ サーバーに再登録した後で、前の登録によって生成された通知が返されることがあります。ただし、Azure Backup エージェントをサーバーから完全にアンインストールした場合はイベント ログが削除されます。

Get-OBPolicy

サーバーに対して設定されている現在のバックアップ ポリシー (バックアップのスケジュール設定方法の詳細、バックアップに含まれるファイル、および保持ポリシーを含む) を取得します。Editable パラメーターを使用しているときに、変更を加えた場合は、Set-OBPolicy コマンドレットを使用して、更新されたポリシーを現在のポリシーとして設定する必要があります。

Get-OBRecoverableItem

指定したオンライン バックアップ サーバー (OBServer) オブジェクトに関連付けられた OBRecoverableItem オブジェクトの一覧を取得します。OBRecoverableItem オブジェクトでは、バックアップ項目の一覧から復旧する項目を定義します。

Get-OBRecoverableSource

このサーバーまたは指定した OBBackupServer オブジェクトから復旧できるデータ ソースの一覧を取得します。この一覧は、項目レベルの復旧を行うときに使用します。

Get-OBRecoveryService

利用可能なバックアップ コンテナーの一覧を取得します。

Get-RetentionPolicy

バックアップ ポリシー (OBPolicy) オブジェクトからバックアップの現在の保持ポリシーを取得します。保持ポリシーでは、保持日数を 7、15、または 30 に設定できます。

Get-OBSchedule

バックアップ ポリシー (OBPolicy) オブジェクト内のバックアップに対する現在のスケジュールを取得します。バックアップは、スケジュールで指定された時間に実行されます。スケジュールを変更するには、Set-OBSchedule コマンドレットを使用します。

New-OBFileSpec

指定したパラメーターに基づく新しい OBFileSpec オブジェクトを作成します。OBFileSpec オブジェクトでは、バックアップに含める項目と除外する項目を定義します。

複数のファイル、フォルダー、またはボリュームを含めたり除外したりできます。ボリュームのパスは、ボリュームのドライブ文字、ボリュームのマウント ポイント、または GUID ベースのボリューム名を使用して指定できます。GUID ベースのボリューム名を指定する場合は、末尾に円記号 (\) を付ける必要があります。ファイルへのパスを指定する場合や、含めるまたは除外するファイルの種類を指定する場合に、ファイル名にワイルドカード文字 (*) を使用できます。

OBFileSpec オブジェクト内の項目を再帰的 (その項目とファイル構造でその下位にあるすべての項目を含む) にするか、非再帰的 (その項目だけを含む) にするかを指定できます。

New-OBPagingContext

Get-OBRecoverableItem コマンドレットで使用される新しい OBPagingContext を作成して、ページ割り当てされた復旧可能な項目を検索および参照できるようにします。OBPagingContext オブジェクトを指定すると、対象のフォルダー内のページ割り当てされたファイルおよびフォルダーが適切に取得されます。

このコマンドレットは、セッション中に一度だけ呼び出す必要があります。別のフォルダーで参照または検索すると、OBPagingContext オブジェクトが自動的に更新されます。Get-OBRecoverableItem コマンドレットで OBPagingContext オブジェクトを指定しないと、プロセス中に繰り返しページングが実行され、フォルダー内で再帰的に一覧表示されたすべての項目が取得され、返されます。

OBPagingContext オブジェクトを指定して、同じコマンドレットを再実行すると、最後のページが取得されるまで 2 ページ目、3 ページ目と順にページが返されます。

New-OBPolicy

新しい空のバックアップ ポリシー (OBPolicy) オブジェクトを作成します。バックアップに含める項目と除外する項目、バックアップを実行する日時、およびバックアップの保存場所を定義するには、他のコマンドレットを使用します。ポリシーを構成したら、Set-OBPolicy コマンドレットを使用して、スケジュール設定されたバックアップにポリシーをアクティブに適用します。

New-OBRecoveryOption

復旧可能なすべての項目に適用する復旧オプションを指定します。これらのオプションには、復旧先のパス、オブジェクトが既に存在する場合の上書きフラグ、およびオブジェクトのセキュリティ設定があります。復旧オプションを指定しない場合は、復旧中に次の既定の設定が使用されます。

  1. [元の場所に復元する]

  2. [競合が存在する場合はコピーを作成する]

  3. [ファイルの ACL を復元する]

New-OBRetentionPolicy

バックアップされた項目を保持する日数を指定する新しい OBRetentionPolicy を作成します。保持日数を 7、15、または 30 として指定する必要があります。他の整数はサポートされません。

New-OBSchedule

バックアップを実行する曜日と時刻を指定する新しい OBSchedule オブジェクトを作成します。特に指定されていない場合、バックアップは毎週日曜日の午後 9 時に実行されるようにスケジュール設定されます。

Remove-OBFileSpec

バックアップに含める項目と除外する項目の一覧 (OBFileSpec オブジェクトで指定) をバックアップ ポリシー (OBPolicy) オブジェクトから削除します。バックアップ ポリシーからファイル指定の一覧を削除するには、OBPolicy オブジェクトを編集モードに設定する必要があります。スケジュール設定されたバックアップ ポリシーとして設定されているポリシーの OBPolicy オブジェクトを編集モードに設定するには、Get-OBPolicy コマンドレットを Editable パラメーターと共に使用します。New-OBPolicy コマンドレットでは、既に編集モードになっている新しい OBPolicy オブジェクトが作成されます。

Remove-OBPolicy

現在設定されているバックアップ ポリシー (OBPolicy) オブジェクトを削除します。これにより、既存のスケジュール設定された日常のバックアップが停止されます。DeleteBackup パラメーターを指定した場合、このポリシーに従ってオンライン バックアップ サーバーにバックアップされたデータが削除されます。DeleteBackup パラメーターを指定しない場合、既存のバックアップは、バックアップの作成時に有効であった保持ポリシーに従って保持されます。

Set-OBMachineSetting

サーバーに対して OBMachineSetting オブジェクトを設定します。これには、インターネットにアクセスするためのプロキシ サーバー設定、ネットワーク帯域幅の調整の設定、および他のサーバーへの復旧中にファイルの暗号化解除に必要な暗号化のパスフレーズが含まれています。

Set-OBPolicy

OBPolicy オブジェクトを、スケジュール設定されたバックアップに使用されるバックアップ ポリシーとして設定します。

Set-OBRetentionPolicy

バックアップ ポリシー (OBPolicy) オブジェクトの保持ポリシーを設定します。OBRetentionPolicy オブジェクトに指定できる保持日数は 7、15、または 30 です。

Set-OBSchedule

バックアップ ポリシー (OBPolicy) に対して OBSchedule オブジェクト (日常のバックアップを実行する曜日と時刻を含む) を設定します。

Start-OBBackup

一度だけのバックアップ操作を開始します。バックアップの設定を指定するには、Policy パラメーターを設定します。

Start-OBRecovery

OBRecoverableOptions オブジェクトで指定した復旧オプションに従って、OBRecoverableItem オブジェクトの配列を復旧します。復旧オプションを指定しない場合は、次の既定のオプションが使用されます。

  1. [元の場所に復元する]

  2. [競合が存在する場合はコピーを作成する]

  3. [ファイルの ACL を復元する]

代替サーバーの復旧を実行する場合、復旧を実行するための資格情報と暗号化のパスフレーズ オブジェクトを指定する必要があります。このコマンドレットでは、OBRecoverableOptions オブジェクトが指定されていない場合、別のサーバーからの復旧中に既定の元の場所を利用できないため、代替サーバーの復旧中にエラー メッセージが表示されます。

Start-OBRegistration

指定された証明書を使用して、バックアップ コンテナーにサーバーを登録します。

Stop-OBJob

現在実行中のバックアップまたは復旧ジョブを停止します。

Rename-OBVolume

バックアップされたボリュームを新しい名前にマップするために使用されます。

New-OBRecoverableItem

指定された相対パスを使用して、新しい OBRecoverable 項目を作成します。このファイル パスは、復旧ポイントからファイル項目を復旧する際に使用されます。

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