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Azure Tools for Visual Studio の概要

更新日: 2014年3月

このチュートリアルでは、Windows Azure アプリケーションを開発するときに生産性の向上に役立つ Windows Azure Tools for Visual Studio の使用方法を説明します。これらのツールを使用すると、アプリケーションをローカルで実行およびデバッグしてから、Windows Azure に発行できます。次の手順を使用すると、これらのタスクを達成できます。

Warning警告
Windows Azure Tools は Visual Studio の複数のバージョンに対応しています。このチュートリアルでは、1 つのバージョンの Visual Studio の UI を示します。Visual Studio および Windows Azure Tools のバージョンによって、UI はこのトピックの図とわずかに異なる場合があります。

Windows Azure Tools for Visual Studio をインストールする

この手順は、Windows Azure Tools がまだインストールされていないことを前提にしています。Windows Azure Tools が既にインストールされている場合は、Windows Azure アプリケーションを作成する方法についてこの次の手順から開始します。

Windows Azure Tools をインストールするには

  1. Windows Azure Tools をインストールするには、メニュー バーで [ファイル]、[新規作成]、[プロジェクト] の順にクリックします。[インストールされたテンプレート] から、[Visual Basic] または [Visual C#] ノードを選択し、「Windows Azure SDK for .NET を入手」という名前のプロジェクト テンプレートが含まれる [クラウド] ノードをクリックします。

    note
    このテンプレートは、このコンピューターに Windows Azure Tools を以前インストールしていなかった場合にのみ一覧に表示されます。

    VST_QL_InstallTools
  2. このツールをダウンロードするには、[OK] をクリックします。

    Windows Azure Tools のタブが表示されます。

  3. ダウンロードを開始するには、[Windows Azure Tools をダウンロード] をクリックします。Web インストーラーが表示されます。Windows Azure Tools と Windows Azure SDK の最新バージョンをインストールするには、Web インストーラーの指示に従います。

    note
    Windows Azure Tools には、インターネット インフォメーション サービス (IIS) Version 7、7.5、8、または Express が必要です。IIS または IIS Express をインストールするには、Microsoft Web プラットフォーム インストーラーを使用します。

Important重要
テンプレートを更新して Windows Azure プロジェクト テンプレートを表示するには、次の手順に進む前に Visual Studio を再起動することが必要になる場合があります。

Windows Azure アプリケーションを作成する

Windows Azure アプリケーションは、アプリケーションで必要なアクションを実行するロールで構成されます。Windows Azure にアプリケーションを発行すると、各ロールはクラウド内の仮想マシンで実行されます。Windows Azure アプリケーションを開発する方法の詳細については、「Planning and Designing Applications for Windows Azure」および「Developing Applications for Windows Azure」を参照してください。

Windows Azure アプリケーションを作成するには

  1. Visual Studio を管理者として起動します。

  2. Windows Azure プロジェクトを作成するには、メニュー バーで [ファイル]、[新規作成]、[プロジェクト] の順にクリックします。

  3. [インストールされたテンプレート] に表示される C# と VB のプロジェクト テンプレートで、更新された [クラウド] テンプレート タイプをクリックします。[Windows Azure プロジェクト] をクリックします。.NET Framework の一覧で、使用するターゲット フレームワークを選択します。

    新しいプロジェクトの作成
    note
    Visual Studio 2012 と Visual Studio 2013 では、.NET Framework 4.5 と .NET Framework 4 がサポートされています。

  4. [名前] ボックスに、プロジェクトの名前を入力し、[OK] をクリックします。

    [新しい Windows Azure プロジェクト] ダイアログ ボックスが表示されます。

    新しい Windows Azure プロジェクトを作成します。
  5. Web ロールをソリューションに追加するには、[ASP.NET Web ロール] を選択し、右矢印をクリックします。Windows Azure ソリューションには、複数の Web ロールおよびワーカー ロールを追加できます。

    ロールがダイアログ ボックスの [Windows Azure ソリューション] ペインに表示されます。

  6. WebRole1MyWebRole に変更するには、WebRole1 をポイントし、右側にある鉛筆アイコンを選択します。新しい名前を入力し、[入力] をクリックします。(キーボード: Tab キーを使用して [WebRole1] にフォーカスを移動し、F2 キーを押して編集します)。

  7. [OK] をクリックします。[新しい ASP.NET プロジェクト] ダイアログ ボックスが表示されます。[Web フォーム] を選択します。

    Web フォームを選択します。
  8. 新しい Windows Azure プロジェクトを作成するには、[OK] をクリックします。

    これで、次の 2 つのプロジェクト含むソリューションが完成しました。

    • Windows Azure プロジェクト

    • ASP.NET Web アプリケーションである Web ロール

    ソリューション エクスプローラー ビューは、次の図のようになります。

    VST_QL_SolutionExplorer

Web ロール プロジェクトへのコードの追加

次の手順で Web ロール プロジェクトにコードを追加します。この Web プロジェクトでは、データが BLOB ストレージに追加され、アプリケーションのデバッグに役立つ診断メッセージが書き込まれます。その後、このコードをローカルで実行してから Windows Azure に発行できます。

コードを Web ロール プロジェクトに追加するには

  1. default.aspx をデザイン ビューで開くには、default.aspx ファイルのショートカット メニューを開き、[デザイナーの表示] をクリックします。

  2. ツールボックスを開くには、[ツールボックス] アイコンをクリックします。ボタンをページに追加するには、[ツールボックス] ビューの [ボタン] のショートカット メニューを開き、[コピー] をクリックします。Default.aspx のエディター ウィンドウで、[デザイン] を選択し、ショートカット メニューを開いて [貼り付け] をクリックします。ボタンの click イベント ハンドラーを追加するには、ページに追加した新しいボタンをダブルクリックします。

    VST_QL_DefaultPage
  3. Button1_Click という名前の click イベント ハンドラーで、テキストを BLOB サービスにアップロードし、診断メッセージを追加するコードを追加します。必要な Windows Azure の種類を追加するには、次の using ステートメントを default.aspx.cs に追加します。

    using Microsoft.WindowsAzure; using Microsoft.WindowsAzure.Storage; using Microsoft.WindowsAzure.ServiceRuntime; 
    
  4. これらのタスクを達成するために次のコードを追加します。

    • 構成設定の接続文字列から CloudStorageAccount インスタンスを作成する

    • BLOB コンテナーを作成する

    • そのコンテナーへのテキスト BLOB のアップロード

    • Web ロールの診断メッセージを追加する

     protected void Button1_Click(object sender, EventArgs e) {     // Setup the connection to Windows Azure Storage     var storageAccount = CloudStorageAccount.Parse(RoleEnvironment.GetConfigurationSettingValue("MyConnectionString"));     var blobClient = storageAccount.CreateCloudBlobClient();     // Get and create the container     var blobContainer = blobClient.GetContainerReference("quicklap");     blobContainer.CreateIfNotExists();     // upload a text blob     var blob = blobContainer.GetBlockBlobReference(Guid.NewGuid().ToString());     byte[] data = new byte[] { 0, 1, 2, 3, 4, 5 };     blob.UploadFromByteArray(data, 0, data.Length);     // log a message that can be viewed in the diagnostics tables called WADLogsTable     System.Diagnostics.Trace.WriteLine("Added blob to Windows Azure Storage"); } 
    

  5. Button1_Click イベント ハンドラーで追加したコードの行にブレークポイントを追加するには、コードの行 blob.UploadFromByteArray(data, 0, data.Length) のショートカット メニューを開き、[ブレークポイント]、[ブレークポイントの挿入] の順にクリックします (または、F9 キーを押します)。

  6. 1 秒ごとにログを転送するように診断モニターを設定するコードを追加してモニターを開始します。診断モニターでは、Windows Azure プロジェクトを作成するときに追加された接続文字列を使用します。次のコードを、WebRole.cs の OnStart メソッドの先頭に追加する必要があります。

                 //Get the configuration object             DiagnosticMonitorConfiguration diagObj = DiagnosticMonitor.GetDefaultInitialConfiguration();              //Set the service to transfer logs every second to the storage account             diagObj.Logs.ScheduledTransferPeriod = TimeSpan.FromMinutes(1);              //Start Diagnostics Monitor with the new storage account configuration             DiagnosticMonitor.Start("Microsoft.WindowsAzure.Plugins.Diagnostics.ConnectionString", diagObj); 
    

note
ロール テンプレートの一部として Windows Azure トレース リスナーが web.config に追加されています。トレース リスナーは、トレース メッセージおよびデバッグ メッセージを Windows Azure Diagnostics システムにルーティングします。

Windows Azure アプリケーションをビルドおよびデバッグする

アプリケーションをビルドしてから、Azure Tools の一部として提供されるコンピューティング エミュレーターとストレージ エミュレーターを使用して、このアプリケーションをローカルで実行およびデバッグすることができます。これにより、アプリケーションをローカルで開発してから Windows Azure に発行できます。エミュレーターを使用して、ストレージに追加したデータと診断メッセージを表示できます。

Windows Azure アプリケーションをビルドするには

  1. プロジェクトをビルドするには、Windows Azure プロジェクトのショートカット メニューを開き、[ビルド] をクリックします。

  2. ビルド出力を表示するには、Windows Azure プロジェクトのショートカット メニューを開き、[エクスプローラーでフォルダーを開く] をクリックします。bin\Debug ディレクトリに移動し、ビルド出力を表示します。

    VST_QL_ViewInWindowsExplorer

各ロールの設定を変更するには

  1. 設定を変更するには、ソリューション エクスプローラーで Windows Azure プロジェクトの [ロール] ノードの下にあるロールを選択し、そのロールのショートカット メニューを開いて、[プロパティ] をクリックします。

    Web ロールのプロパティ ページが表示されます。このプロパティ ページを使用して、サービス定義ファイルおよびサービス構成ファイルのロール レベルのすべての要素および属性を編集できます

    Visual Studio Azure プロジェクトの [設定] ページ
    Important重要
    Windows Azure アプリケーションをローカルで実行してそのアプリケーションをデバッグする必要があり、またアプリケーションを Windows Azure にも発行する場合は、通常、ロールの設定に異なる値が必要です。たとえば、Windows Azure ではロールのインスタンスを 4 つ実行するが、ローカル環境でデバッグするときにはインスタンスを 1 つだけ実行する可能性があります。これらの異なる値を定義する複数のサービス構成を Windows Azure プロジェクトに含めることができるようになります。その後、使用するサービス構成を選択できます。この方法の詳細については、「Azure プロジェクトの構成」を参照してください。

  2. すべてのサービス構成を変更するには、[サービス構成] ボックスの一覧で、[すべての構成] を選択します。

  3. インスタンス数を変更するには、[インスタンス数] ボックスに「2」と入力します。

  4. [設定] タブに移動するには、[設定] をクリックします。(キーボード: Tab キーを使用して [構成] に移動し、下方向キーを押します)。

  5. Windows Azure アプリケーションを実行またはデバッグするときにローカル ストレージのエミュレーターを使用するように Visual Studio を構成するには、ボタンの click イベント ハンドラーで使用した接続文字列を追加する必要があります。これを行うには、次の手順を使用します。

    1. [設定] タブで、[設定の追加] をクリックします。

    2. [名前] ボックスに、「MyConnectionString」と入力します。

    3. [種類] ボックスの一覧で、[接続文字列] をクリックします。

    4. [値] ボックスの省略記号をクリックします。[ストレージ アカウント接続文字列] ダイアログ ボックスが表示されます。サインインを求めるメッセージが表示されたら、ダイアログ ボックスを閉じます。[Windows Azure ストレージ エミュレーターの使用] をクリックし、[OK] をクリックします。

    5. ツール バーの [保存] アイコンをクリックします。

  6. このチュートリアルの最後で Windows Azure に発行する準備が整ったときに、この [設定] タブを使用して、このクラウド サービス構成 (ServiceConfiguration.Cloud.cscfg) 用の接続文字列の値を、Windows Azure ストレージ アカウントを使用するように変更できます。その後、この Windows Azure クラウド サービスを発行するときにこのサービス構成を使用できます。

Windows Azure プロジェクトをデバッグするには

  1. メニュー バーで [デバッグ]、[デバッグの開始] の順にクリックします (または、F5 キーを押します)。

    Important重要
    Windows Azure プロジェクトがスタートアップ プロジェクトとして設定されていない場合、ブレークポイントをトリガーするボタンをクリックすると、「外部コンポーネントが例外をスローしました。」というエラーが発生します。エラーが発生したのは、Windows Azure API 呼び出しを実行するために開発ファブリックを初期化する必要があったためです。Windows Azure プロジェクトをスタートアップ プロジェクトとして設定するには、Windows Azure プロジェクトのショートカット メニューを開き、[スタートアップ プロジェクトに設定] をクリックします。

    Visual Studio のストレージ エミュレーターとコンピューティング エミュレーターが起動します。これらのエミュレーターを使用すると、Windows Azure アプリケーションをローカルで実行およびデバッグしてから、Windows Azure に発行できます。

    note
    通知領域に表示される Windows Azure アイコンを使用すると、コンピューティング エミュレーター UI およびストレージ エミュレーター UI を表示したり、サービスをシャットダウンしたりできます。

    Warning警告
    コンピューティング エミュレーターには、Full と Express という 2 つのバージョンがあります。いずれかのエミュレーターを使用しているときに、「エミュレーターの実行モードを判断できません。十分なアクセス権があることを確認してください。」というメッセージが表示されることがあります。このエラーが表示される場合、Visual Studio で現在使用しているアクセス権とは異なるアクセス権セットでエミュレーターが動作していることを示しています。たとえば、Visual Studio を異なるアクセス権セットで再起動したにもかかわらずエミュレーターを停止していない場合などに、この状況が発生します。この問題を回避するには、コンピューティング エミュレーターを再起動します。タスク バーの Windows Azure アイコンのショートカット メニューを使用することで、エミュレーターを停止および起動できます。

  2. ストレージ エミュレーターを初めて使用する場合、[開発ストレージの初期化] ダイアログ ボックスが表示されます。初期化プロセスが完了したら、[OK] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じます。

    ブラウザーが自動的に起動し、ASP.NET Web サイトが表示されます。

    ブラウザーで新しい ASP.NET Web ページを表示します。
  3. ローカル デプロイを管理するには、通知領域にある Windows Azure アイコンのショートカット メニューを開き、[コンピューティング エミュレーター UI の表示] をクリックします。

    [Windows Azure コンピューティング エミュレーター] が表示されます。

  4. Web ロールのインスタンスを表示するには、次の図に示すように、[MyWebRole] を選択します。特定のインスタンスのみを表示するには、そのインスタンスを選択します。

    note
    Web ロールのインスタンス数を 2 に設定したので、そのロールのインスタンスが 2 つ存在します。どちらのインスタンスでも、要求を処理できます。

    2 つの Web ロールを実行する Azure コンピューティング エミュレーター
  5. デバッガーで設定したブレークポイントをトリガーするには、作成したボタンをクリックします。

  6. BLOB へのデータのアップロードと診断テーブルへのメッセージの記録が完了するまでコード行をステップ実行するには、F10 キーを 3 回押します。

  7. BLOB に追加したデータを表示するには、メニュー バーで [表示]、[サーバー エクスプローラー] の順にクリックします。ツリーの [Windows Azure] ノードを開き、[ストレージ]、[開発]、[BLOB] ノードの順にクリックします。サインインを求めるメッセージが表示されたら、ダイアログ ボックスを閉じます。次の図に示すように、[quicklap] ノードをダブルクリックします。

    VST_QL_WAStorageNode

    BLOB のデータが [quicklab] タブに表示されます。

  8. データを表示するには、リストに表示されるエントリをダブルクリックします。

  9. 記録した診断メッセージを表示するには、メニュー バーで [表示]、[サーバー エクスプ ローラー] の順にクリックします。ツリーの [Windows Azure] ノードを開き、[ストレージ]、[開発]、[テーブル] ノードの順にクリックします。[WADLogsTable] ノードをダブルクリックします。

    診断メッセージが [WADLogsTable] タブに表示されます。メッセージのデータは、テーブルの最後の列です。

  10. Windows Azure のアクティビティ ログを表示するには、メニュー バーで [表示]、[その他のウィンドウ]、[Windows Azure のアクティビティ ログ] の順にクリックします。アクティビティ ログを使用すると、実行に時間のかかる処理の状態を追跡できます。ダウンロードしたテキスト BLOB に対応するエントリが表示されます。

  11. ストレージ エミュレーターを使用している場合は、通知領域で Windows Azure アイコンのショートカット メニューを開き、[ストレージ エミュレーター UI の表示] をクリックして、次のダイアログ ボックスを表示します。このダイアログ ボックスでは、実行中のストレージ サービスを制御できるだけでなく、すべてのデータをリセットできます。

    Visual Studio Tools エミュレーター UI

Windows Azure アプリケーションを発行する

Windows Azure Tools for Microsoft Visual Studio を使用すると、Visual Studio から直接 Windows Azure に Windows Azure アプリケーションを発行できます。

Windows Azure アプリケーションを発行するには、Microsoft アカウントWindows Azure サブスクリプションが必要です。また、アプリケーションで使用するクラウド サービスとストレージ アカウントを Windows Azure 管理ポータルで設定する必要があります。これらのサービスを設定する方法の詳細については、「Visual Studio からのクラウド サービスの発行に必要なサービスの設定」を参照してください。

発行するときには、クラウド サービスのデプロイ環境を選択できます。デプロイのためのアプリケーション パッケージの格納に使用されるストレージ アカウントを選択する必要もあります。デプロイ後、アプリケーション パッケージはストレージ アカウントから削除されます。

サーバー エクスプローラーから Windows Azure サブスクリプションに接続して、Windows Azure への発行プロセスを簡易化できます。Windows Azure SDK 2.2 より前のバージョンでは、クラウド サービスに発行したり、ストレージ アカウントやその他のリソースに接続したりするときに、サブスクリプション ファイル (.publishsettings file) をダウンロードして参照する必要がありました。サブスクリプション ファイルを使用している場合は、引き続き Windows Azure SDK 2.2 で使用できますが、次の手順のステップで Windows Azure に接続する場合は、サブスクリプション ファイルを管理する必要はなくなります。

Visual Studio から Windows Azure に接続するには

  1. サーバー エクスプローラーで、Windows Azure ノードを選択し、ショートカット メニューを開いて [Windows Azure への接続] をクリックします。

    Windows Azure へ接続
  2. Windows Azure サブスクリプションの資格情報を入力します。これらは、管理ポータルへのサインインに使用するのと同じ資格情報です。パスワードの入力回数をできるだけ少なくするには、[サインインしたままにする] チェック ボックスをオンにします。

    IDE を閉じても接続は保存され、再び Visual Studio を起動したときにサインインした状態が維持されます。

  3. (省略可能) サインアウトしたい場合は、サーバー エクスプローラーで Windows Azure ノードのショートカット メニューを開いて [サブスクリプションの管理] をクリックします。[Windows Azure サブスクリプションの管理] ダイアログ ボックスが表示されます。サインアウトするには、[サインアウト] をクリックし、[閉じる] をクリックします。別のサブスクリプションにサインインしない場合は、サインアウトする必要はありません。

Visual Studio から Windows Azure アプリケーションを発行するには

  1. Windows Azure ストレージ サービスを使用するためにアプリケーションで接続文字列を変更する必要がある場合は、これらの手順に従います。

    1. ソリューション エクスプローラーで、ストレージ サービスにアクセスする Windows Azure プロジェクトの Web ロールのショートカット メニューを開き、[プロパティ] をクリックします。

    2. ロールのプロパティ ページで、[設定] タブをクリックします。

    3. サービス構成の設定の中から [クラウド] 構成の設定のみを変更するには、[サービス構成] ボックスで [クラウド] をクリックします。その後、Windows Azure アプリケーションを発行するときにこのサービス構成を使用できます。

    4. 接続文字列の設定を変更するには、設定の横にある […] をクリックします。

      Windows Azure の資格情報を入力していない場合は、サインイン ページが表示されます。資格情報を入力します。

      [ストレージ接続文字列の作成] ダイアログ ボックスが表示されます。

    5. [接続方法] で、[サブスクリプション] オプションをクリックします。

    6. [サブスクリプション] の一覧で、目的のサブスクリプションをクリックします。目的のサブスクリプションが一覧に含まれていない場合は、[発行設定のダウンロード] リンクをクリックします。

    7. [アカウント名] の一覧から、目的のストレージ アカウント名を選択します。

      Windows Azure Tools は、Windows Azure への接続時に自動的に、またはサブスクリプション ファイル (.publishsettings file) を使用してストレージ アカウント資格情報を取得します。ストレージ アカウントを手動で指定するには、管理ポータルからストレージ アカウント名とプライマリ キーを取得し、[手動で入力された資格情報] をクリックします。

    8. サービスがストレージ アカウントにアクセスする方法を決定するには、次のオプションのいずれかを選択する必要があります。

      • [HTTP の使用]。これは、標準オプションです。例: http://<account name>.blob.core.windows.net

      • セキュリティで保護された接続に対する [HTTPS の使用]。例: https://<accountname>.blob.core.windows.net

      • 3 つのサービスそれぞれに対する [カスタム エンドポイントの指定]。その後、特定のサービスのフィールドにこれらのエンドポイントを入力できます。

        note
        カスタムのエンドポイントを作成する場合は、このオプションを選択すると、複雑な接続文字列を作成できます。この文字列形式を使用すると、ストレージ アカウント用に BLOB サービスに登録したカスタム ドメイン名を含むストレージ サービス エンドポイントを指定できます。また、共有アクセス署名を介して単一コンテナーの BLOB リソースのみにアクセスを許可できます。カスタム エンドポイントの作成方法の詳細については、「How to Configure Connection Strings」を参照してください。

    9. これらの接続文字列の変更を保存するには、[OK] をクリックします。

      これらの変更を保存した後、この更新したサービス構成を使用して Visual Studio 内で Windows Azure アプリケーションをビルドおよび実行し、Windows Azure ストレージ サービスに対して期待どおりに動作することを確認できます。ローカルで実行およびデバッグするサービス構成を選択する方法の詳細については、「方法: Visual Studio を使用して Azure プロジェクトを構成する」を参照してください。

  2. アプリケーションを発行するには、ソリューション エクスプローラーでロールを含む Windows Azure プロジェクトのショートカット メニューを開きます。次に、次の図に示すように [発行] をクリックします。

    VST_PublishMenu

    [Windows Azure アプリケーションの発行] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. サインインしていない場合は、[サインイン] をクリックし、Windows Azure のユーザー名とパスワードを入力します。

    これは、Windows Azure アプリケーションの発行ウィザードの画面の 1 つです
  4. [サブスクリプションの選択] の一覧で、このデプロイに使用するサブスクリプションを選択します。

    [<管理…>] を選択した場合は、サブスクリプションを作成、編集、または削除できます。

  5. サブスクリプション情報の入力が完了したら、[次へ] をクリックして [設定] ページを開き、[共通設定] タブをクリックします。

    発行ウィザード共通設定
  6. [環境] ボックスの一覧で [運用] を選択します。これは、クラウド サービスをホストするために使用するデプロイ環境です。既定では、"ステージング" と "運用" が含まれます。

    空の環境にデプロイしたり、別のデプロイで使用されている環境にデプロイしたりできます。

  7. [ビルド構成] ボックスの一覧で、[リリース] などの必要な構成を選択します。

  8. [サービスの構成] ボックスの一覧で、[クラウド] をクリックします。

  9. ロールの各インスタンスを実行している仮想マシンに接続できるように、このデプロイ環境のリモート デスクトップ接続を構成するには、[すべてのロールでリモート デスクトップを有効にする] チェック ボックスをオンにして、仮想マシンにログオンするときに使用するアカウント資格情報を作成します。

    詳細については、「Azure ロールでのリモート デスクトップの使用」を参照してください。

  10. [詳細設定] タブをクリックします。

    発行ウィザード詳細設定
  11. [ストレージ アカウント] ボックスの一覧で、デプロイ プロセスの一部としてサービス パッケージをこのアカウントにアップロードするために使用するアカウントを選択します。

    note
    このストレージ アカウントは、アプリケーションのデータに使用する予定のストレージ アカウントにする必要はありません。

  12. 新しいビルドのアプリケーションを発行するときに既存のデプロイを自動的に上書きしない場合は、[展開の更新] チェック ボックスをオンにします。

    デプロイの更新の詳細については、「Windows Azure アプリケーションの発行ウィザード」を参照してください。

  13. デプロイの既定の名前が作成されます。この名前を変更するには、[デプロイ ラベル] に新しい名前を入力するか、既定の名前を修正します。この名前は、管理ポータルで使用されます。

  14. 日付と時刻をデプロイのラベルに追加するには、[現在の日付と時刻の追加] チェック ボックスをオンにします。

  15. このデプロイで IntelliTrace を有効にするには、[IntelliTrace を有効にする] チェック ボックスをオンにします。

    IntelliTrace がアプリケーションに提供するデバッグ情報を使用して、Visual Studio Ultimate からコードをステップ実行できます。詳細については、「IntelliTrace を使用したデバッグ」を参照してください。

    note
    IntelliTrace を有効にすることができるのは、Visual Studio Ultimate からアプリケーションを発行するときだけです。

  16. このデプロイのプロファイルを有効にして Windows Azure アプリケーションのパフォーマンスを確認するには、[プロファイルを有効にする] チェック ボックスをオンにします。プロファイルは、アプリケーションのパフォーマンスに関する情報を提供します。プロファイル設定の構成方法の詳細については、「クラウド サービスのパフォーマンスのテスト」を参照してください。

    Important重要
    Windows Azure アプリケーションを発行するときに、IntelliTrace またはプロファイリングを有効にすることができます。両方を有効にすることはできません。

  17. (省略可能) Visual Studio から発行し、Windows Azure ツールの最新バージョンをインストールしている場合は、すべての Web ロールの Web Deploy を有効にすることもできます。この要件と詳細な手順については、「To Enable Web Deploy When You Publish Your Application」を参照してください。

  18. [次へ] をクリックして設定を確認します。

    発行ウィザードの概要ページ
  19. Windows Azure アプリケーションを発行するには、[発行] をクリックします。Visual Studio でデプロイ プロセスが開始されます。[Windows Azure のアクティビティ ログ] ウィンドウでデプロイの進行状況を確認できます。このログは、デプロイ プロセスの開始時に自動的に表示されます。次の図に示すように、アクティビティ ログの行項目を展開して詳細情報を表示できます。

    VST_AzureActivityLog
  20. (省略可能) デプロイ プロセスをキャンセルするには、アクティビティ ログの行項目のショートカット メニューを開き、[取り消して削除] をクリックします。これにより、デプロイ プロセスが停止して、デプロイ環境が Windows Azure から削除されます。

    note
    このデプロイ環境をデプロイ後に削除するには、管理ポータルを使用する必要があります。

  21. (省略可能) ロール インスタンスが起動すると、Visual Studio のサーバー エクスプローラーにデプロイ環境が自動的に表示されます。ここから、個々のロール インスタンスの状態を確認できます。サーバー エクスプローラーを使用してデプロイを表示する方法の詳細については、「サーバー エクスプローラーを使用したクラウド サービスの状態の表示」を参照してください。

    次の図は、ロール インスタンスのいずれかが初期化中で "ビジー" 状態であることを示しています。

    VST_DeployComputeNode
  22. デプロイ後、アプリケーションにアクセスするには、"完了済み" の状態が [Windows Azure のアクティビティ ログ] に表示されているときにデプロイの横の矢印をクリックします。ブラウザーでアプリケーションを起動するには、デプロイの詳細に表示されるハイパーリンクをクリックします。

次の手順

参照

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