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Memcache アプリを Azure Managed Cache Service と共に実行する

更新日: 2010年7月

noteメモ
アプリケーションに対して適切な Azure Cache サービスを選択するためのガイダンスについては、「どの Azure Cache を利用すればよいですか。」を参照してください。

マネージ キャッシュ サービス は、Memcache クライアント shim を提供して、マネージ キャッシュ サービス を使用するためのロールベースのクラウド サービス Memcache クライアント アプリケーションの移行をサポートします。このトピックでは、この shim を使用して、Memcache クライアント アプリケーションで マネージ キャッシュ サービス を使用できるようにする方法に関するガイダンスを提供します。

Memcache は、データベースから負荷を取り除くことにより、規模の大きい Web アプリケーションの高速化に役立つ、分散型のインメモリ キャッシュ ソリューションです。Memcache はインターネットのさまざまな大規模 Web サイトで使われており、革新的な方法で他の技術と統合されています。

Azure は、既に Memcache を実装しているお客様が簡単に Azure に移行できるように、Memcache プロトコルをサポートしています。アプリケーションで既に Memcache が使用されている場合、このコードを新しいコードに置き換える必要はありません。

Azure Cache を Memcache と共に実行することは、たとえばワーカー ロールで Memcache だけを実行するよりも優れた手法です。これは、Azure Cache が、正常なシャットダウン、ローカル キャッシュ、通知、データの整合性、高可用性 (HA)、クライアントに透過的で簡単な拡大/縮小などの付加価値のある機能を提供するためです。たとえば、Azure Cache と Memcache を使用したサーバー ハッシュ スキームとパーティション管理は、負荷分散やデータの整合性の維持に対して有効です。

Azure Cache は Memcache ワイヤ プロトコルをサポートしています。このプロトコルには、バイナリ バージョンとテキスト バージョンの 2 つのバージョンがあります。

Memcache クライアントには Azure との互換性を求めるべきです。Azure Cache は、他の Memcache 実装でサポートされるほとんどすべての API をサポートします。

そのため、ユーザーが Azure に Memcache アプリケーションを導入し、Azure の Memcache 実装でそのアプリケーションをポイントすれば、アプリケーションの追加変更なしで、そのまま動作を続けるはずです。

Memcache クライアント shim は、キャッシュにアクセスするクライアントにインストールされます。一般的に、これはアプリケーションそのものを持つ Azure ロールです。クライアント shim はローカル キャッシュをサポートします。

この shim は変換レイヤーです。Azure Cache API への Memcache クライアント呼び出しを変換します。shim には、Memcache プロトコル ハンドラーと、Azure Cache クライアントという 2 つの部分があります。変換レイヤーである shim は、Azure Cache API への Get および Put 呼び出しが行われる場所にかかわらず、クライアントそのものにインストールされます。

Memcache クライアントが、Memcache サーバーとしてローカルホストをポイントしている場合、memcache 操作は、最初に shim のローカル インスタンスによって処理されます。shim は操作をキャッシュ API 要求に変換し、それを Azure Cache に送ります。

noteメモ
始める前に、キャッシュ エンドポイントとキャッシュのアクセス キーがあることを確認してください。キャッシュ作成の詳細については、「方法: Azure マネージ キャッシュ サービスのキャッシュの作成」を参照してください。アクセス キーの詳細については、「Controlling Access using Access Keys」を参照してください。詳細情報詳細情報

  1. Memcache クライアントのあるロールで、ロール名を右クリックし、[ライブラリ パッケージ参照の追加] を選択し、NuGet ウィンドウを起動します。

  2. [Azure Caching Memcache Shim] を検索します。この NuGet パッケージをインストールします。

  3. このパッケージは起動タスクを作成し、memcache_default の内部エンドポイントを追加し、それを 11211 にマップし、適切な dataCacheClients セクションを App.config と web.config に追加します。これは [内部エンドポイント] タブで変更できます。

  4. autoDiscovery 要素に Azure Cache エンドポイントを提供し、App.config または Web.config の dataCacheClientSection の authorizationInfo にアクセス キーを提供します。

  5. ここで Shim を「ポイントする」ようにクライアントを構成する必要があります。memcache クライアント構成を編集し、サーバーを「localhost」に設定します。正しいポート番号を設定する必要もあります (既定値は 11211)。

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