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ストレージ サービス REST API リファレンス

更新日: 2014年2月

Windows® Azure™ ストレージ サービスの REST API を使用すると、ストレージ エミュレーターを使用して Windows Azure またはその開発環境の BLOB サービス、キュー サービス、およびテーブル サービスにプログラムでアクセスできます。

REST API を使用して、すべてのストレージ サービスにアクセスできます。ストレージ サービスへのアクセスは、Windows Azure 内から行うことも、HTTP/HTTPS の要求送信と応答受信の機能を持つ任意のアプリケーションから直接インターネット上で行うこともできます。

Important重要
Windows Azure のストレージ サービスは HTTP と HTTPS の両方をサポートしていますが、HTTPS の使用をお勧めします。

ストレージ サービスへのすべてのアクセスはストレージ アカウントで行われます。ストレージ アカウントは、各基本サービスへのアクセスに使用する最高レベルの名前空間であり、認証の基本でもあります。

ストレージ サービス用の REST API は、ストレージ アカウントをリソースとして公開します。

ストレージ アカウントを作成および管理する場合は、「アカウント、サブスクリプション、管理ロールの管理」を参照してください。

BLOB サービスには、バイナリ ファイルやテキスト ファイルなどのエンティティを格納する記憶域が用意されています。BLOB サービス用の REST API は 2 つのリソース (コンテナーと BLOB) を公開します。コンテナーは一連の BLOB の集まりであり、すべての BLOB はコンテナーに属します。BLOB サービスは次の 2 種類の BLOB を定義します。

  • ブロック BLOB。この BLOB はストリーミング用に最適化されています。2009-09-19 より前のバージョンで使用できる BLOB は、このタイプの BLOB のみです。

  • ページ BLOB。ランダムな読み取り/書き込み用に最適化され、BLOB 内の一定のバイト範囲に書き込みを行うことができます。ページ BLOB はバージョン 2009-09-19 のみで使用できます。

コンテナーおよび BLOB は、名前と値のペアの形式で要求操作のヘッダーとして指定するユーザー定義のメタデータをサポートします。

BLOB サービス用の REST API を使用して、ファイル システムと同様の階層構造の名前空間を作成できます。BLOB の名前により、構成可能なパス区切りを使用して階層をエンコードできます。たとえば、MyGroup/MyBlob1 および MyGroup/MyBlob2 という BLOB 名は、BLOB の組織の仮想レベルを示します。BLOB の列挙操作はファイル システムと同様の方法で仮想階層のトラバースをサポートするため、グループに編成された一連の BLOB を返すことができます。たとえば、MyGroup/ に編成されたすべての BLOB を列挙できます。

ブロック BLOB の作成方法は 2 とおりあります。64 MB 以下のブロック BLOB は Put Blob 操作を呼び出してアップロードできます。64 MB を超えるブロック BLOB は、4 MB 以下を単位とする一連のブロックとしてアップロードする必要があります。正常にアップロードされた一連のブロックは、Put Block List を呼び出すことによって、指定した順序で 1 つの連続した BLOB にまとめることができます。ブロック BLOB で現在サポートされる最大サイズは 200 GB です。

ページ BLOB を最大サイズで作成および初期化するには、Put Blob を呼び出します。ページ BLOB にコンテンツを書き込むには、Put Page 操作を呼び出します。ページ BLOB で現在サポートされる最大サイズは 1 TB です。

BLOB は同時実行制御および効率的なアップロードに役立つ条件付き更新操作をサポートします。

BLOB を読み取るには、Get Blob 操作を呼び出します。クライアントは BLOB 全体または任意のバイト数を読み取ることができます。

BLOB サービスの API リファレンスについては、「BLOB サービス REST API」を参照してください。

キュー サービスは、サービス内部またはサービス間で信頼性の高い永続的なメッセージングを行います。キュー サービス用の REST API は 2 つのリソース (キューおよびメッセージ) を公開します。

キューは、名前と値のペアの形式で要求操作のヘッダーとして指定するユーザー定義のメタデータをサポートします。

各ストレージ アカウントには、アカウント内で一意の名前を付けたメッセージ キューをいくつでも設定できます。各メッセージ キューに格納するメッセージの数にも制限はありません。メッセージの最大サイズは、バージョン 2011-08-18 では 64 KB、それより前のバージョンでは 8 KB に制限されています。

メッセージをキューから読み取ると、コンシューマーはそのメッセージを処理した後、削除します。読み取られたメッセージは、指定された期間に達するまで他のコンシューマーからは参照不可になります。指定された期間に達してもメッセージが削除されなかった場合、そのメッセージは再度可視化され、他のコンシューマーが処理できるようになります。

キュー サービスの詳細については、「キュー サービスの REST API」を参照してください。

テーブル サービスは、テーブル形式の構造化ストレージです。テーブル サービスは、「OData プロトコル」を実装する REST API をサポートします。

ストレージ アカウント内では名前付きテーブルを作成できます。テーブルにはデータがエンティティとして格納されます。エンティティは行のようなもので、名前付きプロパティと値のコレクションです。テーブルは、パーティションに分割することでストレージ ノード間の負荷分散をサポートします。各テーブルが保持する最初のプロパティは、エンティティが属するパーティションを指定するパーティション キーです。2 番目のプロパティは、特定のパーティション内のエンティティを指定する行キーです。パーティション キーと行キーの組み合わせで、テーブル内の各エンティティを一意に識別するプライマリ キーが構成されます。

テーブル サービスはスキーマを設定しません。開発時に、クライアント側でスキーマを実装および設定することもできます。テーブル サービスの詳細については、「テーブル サービスの REST API」を参照してください。

Server Message Block (SMB) プロトコルは、現在の内部設置型環境で好まれているファイル共有プロトコルです。Microsoft Azure ファイル サービスでは、Azure のクラウドの "サービスとしてのインフラストラクチャ (IaaS)" の可用性と拡張性を利用できます。SMB クライアント アプリケーションを作成し直す必要はありません。

従来の Direct Attached Storage (DAS) および Storage Area Network (SAN) ソリューションは、インストール、構成、操作が複雑で高価な場合もよくありますが、Azure ファイル サービスは、こうしたソリューションの代替としても利用できます。

Azure ファイル サービスに保存されているファイルは、SMB プロトコルだけでなく、REST API を介してアクセスすることもできます。ファイル サービスで提供されるリソースは、ストレージ アカウント、共有、ディレクトリ、およびファイルの 4 種類です。共有によって複数のファイルを整理することができます。また、クラウドでホストされる SMB ファイル共有としてマウントすることもできます。

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