TextBlock の概要
更新 : 2007 年 11 月
TextBlock コントロールは、WPF アプリケーションに対してテキストの柔軟なサポートを提供します。この要素は、主として、複数の段落のテキストを必要としない基本 UI のシナリオを対象としています。表示を厳密に制御できる FontFamily、FontSize、FontWeight、TextEffects、TextWrapping などのプロパティをサポートします。テキスト コンテンツは、Text プロパティを使用して追加できます。XAML で使用すると、開始タグと終了タグの間のコンテンツは、要素のテキストとして暗黙的に追加されます。
TextBlock で宣言されるすべてのプロパティについては、「TextBlock のプロパティのサンプル」を参照してください。
TextBlock 要素は、XAML を使用して、非常に簡単にインスタンス化できます。
<TextBlock FontSize="18" FontWeight="Bold" FontStyle="Italic">
Hello, world!
</TextBlock>
同様に、コードで TextBlock 要素を使用する場合も比較的簡単です。
Dim myTextBlock As New TextBlock()
myTextBlock.FontSize = 18
myTextBlock.FontWeight = FontWeights.Bold
myTextBlock.FontStyle = FontStyles.Italic
myTextBlock.Text = "Hello, world!"
TextBlock myTextBlock = new TextBlock();
myTextBlock.FontSize = 18;
myTextBlock.FontWeight = FontWeights.Bold;
myTextBlock.FontStyle = FontStyles.Italic;
myTextBlock.Text = "Hello, world!";
メモ : コントロールのラベルなど、必要なテキスト サポートが最小限で済む場合には、TextBlock に代わるものとして Label を使用できます。Label を使用すると、TextBlock に比べて必要なソースが少なくて済む (リソースが軽量化される) ため、有利です。