ワークフローのバージョン管理に関する考慮事項

ワークフローのバージョン管理は、.NET Framework 共通言語ランタイム アセンブリ レベルのバージョン管理ガイドラインに従って行います。各アセンブリの識別子には、バージョン番号が含まれています。そのため、バージョン番号が異なる 2 つのアセンブリは、ランタイムでは、まったく異なるアセンブリと見なされます。.NET Framework のバージョン管理ガイドラインの詳細については、MSDN ライブラリの「.NET Framework SDK」セクションの「アセンブリのバージョン管理」を参照してください。

ワークフローの新しいバージョンは、新しいアセンブリ バージョンとしてランタイムによって処理されます。バージョンの異なるアセンブリは、並列で実行できます。ワークフローの新しいバージョンを展開する場合は、既存のワークフロー インスタンスはすべてそのまま古いワークフロー バージョンを使用して実行し続け、新しいワークフロー インスタンスはすべて、新しいワークフロー バージョンを使用して作成されます。このような side-by-side 実行の状況では、永続化されたワークフローに特に注意する必要があります。たとえば、永続ストアに V1 のインスタンスがあるときに、ワークフローの新しいバージョン V2 を展開する場合、次の方法で対処できます。

  • V1 の永続インスタンスについて V1 バージョンのワークフローを使用する場合、アセンブリ リゾルバを使用することによってこの状況に対処できます。

  • V1 の永続インスタンスを含むすべてのワークフロー インスタンスで V2 を使用する場合は、アプリケーション構成ファイル内の <assemblyBinding> 要素の appliesTo 属性を使用して、V2 バージョンのアセンブリに対するアセンブリ バインディング参照をリダイレクトできます。appliesTo 属性の使用方法の詳細については、MSDN ライブラリの「.NET Framework SDK」セクションの「アセンブリ バインディングのリダイレクトの構成」を参照してください。

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