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Microsoft Windows インストーラの概要

Visual Studio .NET 2003

Microsoft Windows インストーラは、Windows 2000、Windows Me、および Windows XP に付属するインストール構成サービスです。このインストーラは、Windows 95、Windows 98、および Windows NT 4.0 でも利用できます。

Windows インストーラはデータ ドリブン モデルに基づいており、インストールに必要なすべてのデータと命令が 1 つのパッケージに収められています。これに対し、従来のスクリプトを利用したセットアップ プログラムは手順型モデルが基になっており、スクリプトによる命令を通してアプリケーションをインストールします。スクリプト型のセットアップ プログラムはインストールの "方法" に着目して作られており、Windows インストーラでは "何" をインストールするのかが重視されています。

Windows インストーラでは、コンピュータごとに、そのコンピュータでインストールするすべてのアプリケーションに関する情報 (ファイル、レジストリ キー、コンポーネントなど) についてのデータベースが保持されています。アプリケーションをアンインストールする場合は、削除する前にデータベースを確認し、削除しようとするファイル、レジストリ キー、またはコンポーネントにほかのアプリケーションが依存していないことを確認します。このように確認することによって、あるアプリケーションを削除してもほかのアプリケーションに悪影響を及ぼさないようにできます。

また、Windows インストーラは自動修復機能をサポートしています。この機能を備えたアプリケーションは、ユーザーが誤ってファイルを削除したりしても、その失われたファイルを自動的に再インストールします。

さらに、Windows インストーラには、インストールのロールバック機能もあります。たとえば、アプリケーションが特定のデータベースに依存し、インストール時にそのデータベースが見つからない場合は、インストールを中止し、インストール前の状態にコンピュータを戻すことができます。

Visual Studio .NET の配置ツールは、Windows インストーラを基盤として作られており、Visual Studio .NET で構築されたアプリケーションを迅速に配置して維持するための豊富な機能が用意されています。

参照

Windows Installer | アプリケーションとコンポーネントの配置

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