dtsrun ユーティリティを使用すると、データ変換サービス (DTS) を使用して生成されたパッケージを実行できます。DTS パッケージは、Microsoft® SQL Server™ msdb データベース、COM 構造化ストレージ ファイル、または SQL Server Meta Data Services に格納できます。
構文
dtsrun
[/?]|
[
[
/[~]S server_name[\instance_name]
{ {/[~]U user_name [/[~]P password]} | /E }
]
{
{/[~]N package_name }
| {/[~]G package_guid_string}
| {/[~]V package_version_guid_string}
}
[/[~]M package_password]
[/[~]F filename]
[/[~]R repository_database_name]
[/A global_variable_name:typeid=value]
[/L log_file_name]
[/W NT_event_log_completion_status]
[/!X] [/!D] [/!Y] [/!C]
[/Z] [/!X] [/!D] [/!Y] [/!C]
/?
コマンド プロンプト オプションを表示します。
~
この後に続くパラメータが 16 進数のテキストで、パラメータの値を暗号化したものであることを指定します。/S、/U、/P、/N、/G、/V、/M、/F、および /R オプションと共に使用できます。暗号化された値を使用することで、サーバー名やパスワードなどが直接表示されないので、DTS パッケージを実行するときに使用するコマンドのセキュリティが向上します。暗号化されたコマンドかどうかを判断するには、/!Y を使用します。
/S server_name[\instance_name]
接続先の SQL Server のインスタンスを指定します。サーバー上の SQL Server の既定のインスタンスに接続する場合は、server_name を指定します。サーバー上の SQL Server 2000 の名前付きインスタンスに接続する場合は、server_name\instance_name を指定します。
/U user_name
SQL Server のインスタンスに接続するときに使用するログイン ID です。
/P password
ログイン ID と一緒に使用する、ユーザーが指定するパスワードです。
/E
信頼関係接続を指定します (パスワードは必要ありません)。
/N package_name
作成時に割り当てられた DTS パッケージの名前です。
/G package_guid_string
作成時に DTS パッケージに割り当てられたパッケージ ID です。パッケージ ID は GUID です。
/V package_version_guid_string
初めて保存または実行した時点で DTS パッケージに割り当てられたバージョン ID です。DTS パッケージを変更するたびに、新しいバージョン ID が割り当てられます。バージョン ID は GUID です。
/M package_password
作成時に DTS パッケージに割り当てられた省略可能なパスワードです。
/F filename
DTS パッケージを含む構造化ストレージ ファイルの名前です。 server_name が指定されている場合、SQL Server から取得した DTS パッケージが実行され、そのパッケージが構造化ストレージ エンジンに追加されます。
/R repository_database_name
DTS パッケージを含むレポジトリ データベースの名前です。名前を指定しない場合、デフォルトのデータベース名が使用されます。
/A global_variable_name:typeid=value
パッケージのグローバル変数を指定します。typeid = は、グローバル変数のデータ型を表す型識別子です。引数の文字列全体を引用符で囲むことができます。この引数を繰り返し指定することで、複数のグローバル変数を指定できます。グローバル変数で使用できる各種の型識別子については、「解説」を参照してください。
このコマンド スイッチにグローバル変数を設定するには、パッケージの所有者権限を持っているか、または、パッケージが DTS パスワード保護なしに保存されていなければなりません。所有者権限を持っていなくてもグローバル変数は指定できますが、実際に使用される値は /A コマンド スイッチで指定した値ではなく、パッケージ内に設定されている値になります。
/L log_file_name
パッケージ ログ ファイルの名前を指定します。
/W Windows_Event_Log
パッケージ実行の終了状況を Windows NT アプリケーション ログに書き込むかどうかを指定します。True または False を指定します。
/Z
dtsrun のコマンド ラインが SQL Server 2000 の暗号化機能を使用して暗号化されていることを示します。
/!X
選択された DTS パッケージの実行をブロックします。 このコマンド パラメータは、暗号化されたコマンド ラインを DTS パッケージを実行せずに作成したいときに使用します。
/!D
SQL Server のインスタンスから DTS パッケージを削除します。パッケージは実行されません。構造化ストレージ ファイルからは特定の DTS パッケージを指定して削除することはできません。/F と /S の各オプションを使用してファイル全体を上書きする必要があります。
/!Y
DTS パッケージは実行しないで、パッケージを実行するときに使用する暗号化されたコマンドを表示します。
/!C
DTS パッケージを実行するときに使用するコマンドを Microsoft Windows® クリップボードにコピーします。このオプションは、/!X や /!Y と一緒に使用できます。