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Microsoft Office 2003 Web Services Toolkit の新機能 (Microsoft Office 2003 Web Services Toolkit)

Microsoft Corporation

October 2003
日本語版最終更新日 2004 年 3 月 26 日

適用対象:
    MicrosoftR Office 2003 Web Services Toolkit

要約: Web Services Toolkit の前回のバージョンである Microsoft Office XP Web Services Toolkit 2.0 以降に行われた変更の概要を説明します。この記事には英語のページへのリンクも含まれています。

目次

はじめに
Office 2003 Web Services Toolkit に加えられた変更
Office 2003 Web Services Toolkit をインストールする
まとめ

はじめに

Microsoft Office 2003 Web Services Toolkit では、前回のバージョンである Microsoft Office XP Web Services Toolkit 2.0 以降にアップデートされた機能はわずかです。前バージョンのツールキットを参照している記事は、わずかな変更を行うだけで新しいバージョンでも動作するようになります。この記事では、ツールキットの変更内容と、既存のソリューションをアップグレードするための作業について簡単に説明します。

Office 2003 Web Services Toolkit に加えられた変更

以前のバージョンのツールキットを使用していた場合、次の 3 つの点が異なることがわかります。

  • Microsoft Office SOAP 3.0 を必要とする
  • 複雑な型の処理が強化されている
  • ツールが Microsoft Visual BasicR for Applications (VBA) と同じ言語で表示される

Microsoft Office SOAP 3.0 を必要とする

Office 2003 Web Services Toolkit は Microsoft Office SOAP 3.0 を使用します。これは、Microsoft Office 2003 システムと共にインストールされます。Office SOAP 3.0 を使用する利点は、Microsoft Office 2003 をインストールしたエンド ユーザーには SOAP を再配布する必要がない点です。

Web サービスをプロジェクトに追加する際、最初のバージョンまたは 2 番目のバージョンの Web Service References Tool を使用した場合、それらのプロジェクトは SOAP 2.0 または 3.0 に基づいています。SOAP 2.0 または SOAP 3.0 を再インストールしない場合、Microsoft Office SOAP 3.0 と共に動作するようにプロキシ クラスを移行する必要がある場合があります。

基本的な移行プロセスに必要な手順はごくわずかです。

既存のプロキシ クラスを変換するには

  1. [ツール] メニューの [参照設定] をクリックします。
  2. [Microsoft Soap Type Library] の横のチェック ボックスをオフにします。
  3. [Microsoft Office Soap Type Library v3.0] を選択します。
  4. [OK] をクリックします。
  5. SOAP 2.0 からの変換を行う場合:

    プロキシ クラス コードで、SoapClient への参照をすべて SoapClient30 への参照に置換します。以前のバージョンの Web Service References Tool で提供されている既定のコードでは、2 箇所でこの置換を行う必要があります。

  6. SOAP 3.0 からの変換を行い、ソリューションで複雑な型を使用している場合:

    Class_Initialize で、PROGID='MSSOAP... を PROGID='MSOSOAP... で置換します。

複雑な型の処理が強化されている

初期のバージョンのツールキットでは、VBA キーワードを含む複雑な型や、サポートされない XSD (XML スキーマ定義) コンストラクトを使用する複雑な型の処理が困難でした。Office 2003 Web Services Toolkit ではこれらの型は IXMLDomNodeList オブジェクトで表されるため、名前付け規則や構造の問題が生じることなく解析および読み取りを行うことができます。

ツールが Visual Basic for Applications と同じ言語で表示される

Web Service References Tool は、Office 2003 Web Services Toolkit の言語がインストールされている場合、VBA で使用するように設定されている言語で表示されるようになりました。複数の言語を使用可能にするには、使用するツールキットの各言語バージョンをインストールする必要があります。VBA で言語を切り替えると、Web Service References Tool の言語も切り替わります。

Office 2003 Web Services Toolkit をインストールする

ツールキットは、「Microsoft ダウンロード センター」からダウンロードできます。インストール方法は、ダウンロード ページに記載されています。

まとめ

Web Services Toolkit の変更内容は、ほとんどが機能追加のみに限定されています。Web サービスを使用する既存のソリューションをアップグレードしたり、MSDN の既存のドキュメントを使用して新しいソリューションを作成したりするために必要な作業はごくわずかです。

Office 2003 Web Services Toolkit の使い方の詳細については、ツールと共に提供されるドキュメントを参照してください。ドキュメントを開くには、Visual Basic Editor で Web Service References Tool を開始し、[ヘルプ] をクリックします。

その他の情報

ツールキットの使い方に関する情報は、次の記事で提供されています。ただし、Microsoft Soap Type Library、SOAP Toolkit 2.0、および SOAP Toolkit 3.0 への参照は、すべて Microsoft Office Soap Type Library v3.0 に変更する必要がある点に注意してください。また、以前のサンプルで使用された Web サービスの中には、現在使用できなくなっているものもあります。古いサービスに代わって使用可能な Web サービスは、Web Service References Tool を使用して検索することで見つけることができます。


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