_ismbcgraph、_ismbcgraph_l、_ismbcprint、_ismbcprint_l、_ismbcpunct、_ismbcpunct_l、_ismbcspace、_ismbcspace_l

更新 : 2007 年 11 月

文字が表示可能文字、印字可能な文字、区切り文字、または空白文字のどれであるかを判定します。

int _ismbcgraph(
   unsigned int c 
);
int _ismbcgraph_l(
   unsigned int c,
   _locale_t locale 
);
int _ismbcprint(
   unsigned int c 
);
int _ismbcprint_l(
   unsigned int c,
   _locale_t locale
);
int _ismbcpunct(
   unsigned int c
);
int _ismbcpunct_l(
   unsigned int c,
   _locale_t locale
);
int _ismbcspace(
   unsigned int c 
);
int _ismbcspace_l(
   unsigned int c,
   _locale_t locale
);

パラメータ

• c
  判定する文字。

• locale
  使用するロケール。

戻り値

これらのルーチンは、文字がテスト条件を満たしていると 0 以外の値を返し、満たしていないと 0 を返します。c <= 255 であり、対応する _ismbb ルーチンがある場合 (たとえば、_ismbcalnum は _ismbbalnum に対応)、結果は対応する _ismbb ルーチンの戻り値です。

_l サフィックスが付けられたこれらの関数の各バージョンは、現在のロケールの代わりに渡されたロケールを使用してロケールに依存する動作を持つという点を除いて同じです。詳細については、「ロケール」を参照してください。

解説

これらの関数は、指定されたマルチバイト文字が所定の条件を満たしているかどうかを調べます。

必要条件

互換性の詳細については、「C ランタイム ライブラリ」の「互換性」を参照してください。

ライブラリ

C ランタイム ライブラリのすべてのバージョン。

.NET Framework の相当するアイテム

• System::Char::IsPunctuation

• System::Char::IsWhiteSpace

• _ismbcgraph と _ismbcprint には適用できません。標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

参照

参照

文字分類

ロケール

マルチバイト文字のシーケンスの解釈

_ismbc 系ルーチン

is、isw 系ルーチン

_ismbb 系ルーチン