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Rollback (コマンド ライン)

ファイルへの変更を取り消し、以前のバージョンに戻します。指定のバージョンより新しいバージョンは破棄され、復元できません。

構文

ss Rollback <Visual SourceSafe ファイル> [-G] [-H] [-I-] [-N] [-O] [-V] [-W] [-Y] [-?]

ファイル TEST.C をバージョン 10 に戻す場合。

ss Rollback TEST.C -V10

ファイル TEST.C をラベル 2.01b に戻す場合。

ss Rollback TEST.C -VL2.01b

次の表は、このコマンドで使用できるコマンド ライン オプションの一覧です。

オプション 説明
-V ロールバック先のバージョンを指定します。対象のファイルのバージョンを以前の特定バージョンに固定している場合を除き、このオプションは必ず指定します。
-G ローカル コピーの取得処理のオプションを指定します。
-W 取得したローカル コピーを書き込み可能にします。
-O 結果情報の出力方法を、画面単位またはリダイレクトに指定します。
-I- ユーザーへの入力要求が一切行われないようにします。
-N 長いファイル名または短いファイル名のどちらを使用するかを指定します。
-Y ユーザー名を指定します。同時にパスワードも指定できます。
-?、-H このコマンドについてのオンライン ヘルプを表示します。

権限

このコマンドを使用するには、破棄の権限が必要です。

解説

Rollback コマンドを実行すると、自動的に Get コマンドが実行され、ロールバック後のファイルが作業フォルダに取得されます。Get コマンドが実行されないようにするには、Rollback コマンドの実行で -G- コマンド ライン オプションを指定するか、または SS.INI ファイルで初期化変数 Delete_Local を Yes に設定します。

参照

コマンド ライン コマンドおよびオプション | -G コマンド ライン オプション | -I コマンド ライン オプション | -N コマンド ライン オプション | -V コマンド ライン オプション | -W コマンド ライン オプション | -Y コマンド ライン オプション | ロールバック | Visual SourceSafe コマンド ラインの利用 | 旧バージョンへのロールバック