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_unlink、_wunlink

更新 : 2007 年 11 月

ファイルを削除します。

int _unlink(
   const char *filename 
);
int _wunlink(
   const wchar_t *filename 
);

パラメータ

  • filename
    削除するファイルの名前。

戻り値

これらの関数は、正常に終了すると 0 を返します。それ以外の場合は –1 を返し、errno をパスに読み取り専用ファイルが指定されていることを示す EACCES に設定するか、ファイルまたはパスが見つからないか、パスにディレクトリが指定されていることを示す ENOENT に設定します。

戻り値の詳細については、「_doserrno、errno、_sys_errlist、および _sys_nerr」を参照してください。

解説

_unlink 関数は、filename で指定されたファイルを削除します。_wunlink は、_unlink のワイド文字バージョンです。_wunlink の filename 引数はワイド文字列です。それ以外では、これらの関数の動作は同じです。

汎用テキスト ルーチンのマップ

TCHAR.H のルーチン

_UNICODE および _MBCS が未定義の場合

_MBCS が定義されている場合

_UNICODE が定義されている場合

_tunlink

_unlink

_unlink

_wunlink

必要条件

ルーチン

必須ヘッダー

_unlink

<io.h> および <stdio.h>

_wunlink

<io.h> または <wchar.h>

互換性の詳細については、「C ランタイム ライブラリ」の「互換性」を参照してください。

コード例

次のプログラムでは、_unlink を使用して CRT_UNLINK.TXT を削除します。

// crt_unlink.c

#include <stdio.h>

int main( void )
{
   if( _unlink( "crt_unlink.txt" ) == -1 )
      perror( "Could not delete 'CRT_UNLINK.TXT'" );
   else
      printf( "Deleted 'CRT_UNLINK.TXT'\n" );
}

入力 : crt_unlink.txt

This file will be deleted.

出力例

Deleted 'CRT_UNLINK.TXT'

.NET Framework の相当するアイテム

System::IO::File::Delete

参照

参照

ファイル処理

_close

remove、_wremove