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_ismbcl0、_ismbcl0_l、_ismbcl1、_ismbcl1_l、_ismbcl2、_ismbcl2_l

更新 : 2007 年 11 月

現在のロケールまたは指定された LC_CTYPE 変換状態カテゴリを使用する Code Page 932 固有の関数です。

int _ismbcl0(
   unsigned int c 
);
int _ismbcl0_l(
   unsigned int c,
   _locale_t locale
);
int _ismbcl1(
   unsigned int c 
);
int _ismbcl1_l(
   unsigned int c ,
   _locale_t locale
);
int _ismbcl2(
   unsigned int c 
);
int _ismbcl2_l(
   unsigned int c,
   _locale_t locale
);

パラメータ

  • c
    テストされる整数。

  • locale
    使用するロケール。

戻り値

これらのルーチンは、文字がテスト条件を満たしていると 0 以外の値を返し、満たしていないと 0 を返します。c<= 255 であり、対応する _ismbb ルーチンがある場合 (たとえば、_ismbcalnum は _ismbbalnum に対応)、結果は対応する _ismbb ルーチンの戻り値です。

解説

これらの関数は、指定されたマルチバイト文字が所定の条件を満たしているかどうかを調べます。

出力値は、ロケールの LC_CTYPE カテゴリの設定で決まります。詳細については、「setlocale」を参照してください。_l サフィックスが付いていないこの関数のバージョンでは、現在のロケールを使用してロケールに依存する動作を行います。_l サフィックスが付いているバージョンは、渡されたロケール パラメータを代わりに使用する点を除いて同じです。詳細については、「ロケール」を参照してください。

ルーチン

テスト条件 (コードページ 932 のみ)

_ismbcl0

JIS 非漢字 (0x8140<=c<=0x889E)

_ismbcl0_l

JIS 非漢字 (0x8140<=c<=0x889E)

_ismbcl1

JIS 第一水準 (0x889F<=c<=0x9872)

_ismbcl1_l

JIS 第一水準 (0x889F<=c<=0x9872)

_ismbcl2

JIS 第二水準 (0x989F<=c<=0xEAA4)

_ismbcl2_l

JIS 第二水準 (0x989F<=c<=0xEAA4)

この関数は、c で指定された値が上記の表に示すテスト条件に合っているかどうかを調べますが、c が有効なマルチバイト文字かどうかは調べません。下位バイトが 0x00 ~ 0x3F、0x7F、または 0xFD ~ 0xFF の範囲にある場合、これらの関数は 0 以外の値を返し、その文字がテスト条件を満たすことを示します。マルチバイト文字が定義されているかどうかを調べるには、_ismbbtrail を使用します。

コード ページ 932 の固有情報終了

必要条件

ルーチン

必須ヘッダー

_ismbcl0

<mbstring.h>

_ismbcl0_l

<mbstring.h>

_ismbcl1

<mbstring.h>

_ismbcl1_l

<mbstring.h>

_ismbcl2

<mbstring.h>

_ismbcl2_l

<mbstring.h>

互換性の詳細については、「C ランタイム ライブラリ」の「互換性」を参照してください。

.NET Framework の相当するアイテム

適用できません。標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

参照

参照

文字分類

_ismbc 系ルーチン

is、isw 系ルーチン