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MSDN マガジン: 注目記事

Silverlight でのマルチタッチ サポートの詳細

更新日: 2010 年 4 月 5 日

この記事は オンライン版月刊技術情報誌 MSDN マガジンの中から特におすすめの記事を解説したものです。MSDN マガジンの本文は、「Finger Style: Silverlight でのマルチタッチ サポートの詳細」を参照してください。

Charles Petzold 氏が Silverlight 3 のマルチタッチの記事を書いています (それだけでワクワクしますね) 。

マルチタッチのサポートは次のように Win 32 とWPF 4 と Silverlight 3 でそれぞれ異なります。

  WM_TOUCH WM_GESTURE Manipulation & Inertia
Win 32
Silverlight 3 × ×
WPF 4
    <ul>
      <li>WM_TOUCH メッセージは最も下位レベルのメッセージで (生のメッセージ)、複数のタッチ ID と位置などが取得できます。</li>
      <li>WM_GESTURE メッセージは上位レベルのメッセージで、パン・ズーム・回転の情報を取得できます。ただし M_TOUCH と WM_GESTURE は排他です。</li>
      <li>Manipulation &amp; Inertia は WM_TOUCH と組み合わせて、移動や回転の慣性や減衰の処理ができます。</li>
    </ul>
    <p>Silverlight 3 は非常にプリミティブなタッチ イベントにしか対応していないので、回転や拡大縮小などのジェスチャーを取得するには、タッチ イベントで取得した複数のタッチ ポイントから、ジェスチャーやマニピュレーションを自分で実装しなければなりません。</p>
    <p>しかし心配はいりません。この記事では、Petzold 氏が実装した TouchManager クラスや行列演算用の関数が紹介されています! これらを使えば、読者はより上位のレベルで Silverlight のマルチタッチが活用できます。もちろんこの記事には、TouchManager クラスの内容だけではなく、そのクラスを使ったサンプル デモ(TouchDial と Piano)も含まれているので、プログラミングに困ることもないでしょう。</p>
    <p style="margin-top: 20px;">ページのトップへ</p>
  </div>
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