Razor 構文と ASP.NET Web ページ
付録 - Visual Studio における ASP.NET Web ページのプログラミング
更新日: 2011 年 11 月 9 日
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目次
- なぜ Visual Studio を使うのか
- ASP.NET Razor Tools のインストール
- Visual Studio 用 ASP.NET Razor Tools を使う
この付録は、Razor 構文を使う ASP.NET Web ページをプログラムするために、どのように Visual Studio 2010 や Visual Web Developer 2010 Express を使うかを示します。
ここでは次のことを学びます。
- Visual Web Developer 2010 Express および ASP.NET Razor Tools (ASP.NET MVC3 RTM リリースを含む) のインストール方法
- IntelliSense とデバッガーを含む、ASP.NET Razor ページを扱う Visual Studio の機能の使い方
1. なぜ Visual Studio を使うのか
WebMatrix や他のコード エディターを使って、Razor 構文を使う ASP.NET Web ページをプログラムできます。(Web サイトに限らず) 多様なアプリケーションを作成する強力なツール セットを持つ包括的な機能を備えた統合開発環境である Microsoft Visual Studio 2010 を使うこともできます。ASP.NET Razor ページを扱うには、Visual Studio のいずれかのエディションや無料の Visual Web Developer が使えます。
Visual Studio には、ASP.NET Razor Web ページのプログラミングにおいて特に役立つ 2 つの機能があります。
- IntelliSense。 これは、エディター中で文を補完したり、扱いたいクラスやメソッドについての情報を一覧表示したりすることで、プログラミングの生産性を改善します。(Webmatrix は、HTML や CSS のようないくつかのプログラミング要素についての IntelliSense を備えていますが、C# や Visual Basic のプログラミング コードでは使えません。)
- デバッガー。 デバッガーを使うことで、実行中のプログラムを停止させたり、変数を調べたり、コードを 1 行 1 行実行することで、コードの問題に対処できます。
現在、これらの機能は Visual Studio だけで使えるものです。
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2. ASP.NET Razor Tools のインストール
このセクションでは、無料の Visual Web Developer 2010 Express Edition と ASP.NET Web Pages Tools for Visual Studio のインストール方法について示します。
- まだ Web Platform Installer を持っていなければ、以下の URL からダウンロードします。
http://www.microsoft.com/web/downloads/platform.aspx
- Web Platform Installer を実行し、「製品」を選び、ASP.NET MVC 3 を見つけて、[追加] をクリックします。この製品は、ASP.NET Razor Web サイトを構築するための Visual Studio Tools を含みます。
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- Visual Studio または Visual Web Developer Express をインストールしていない場合は、[Visual Web Developer Express 2010] を見つけて、[追加] ボタンをクリックします。
- [インストール] をクリックして、インストールを完了させます。
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3. Visual Studio 用 ASP.NET Razor Tools を使う
IntelliSense やデバッガーを使うために、Visual Studio で ASP.NET Razor Web サイトを作成します。
- Visual Studio または Visual Web Developer を起動します。
- [ファイル] メニューで、[新しい Web サイト] をクリックします。
- [新しいWeb サイト] ダイアログ ボックスで、使う言語を選びます (Visual C# または Visual Basic)。
- [ASP.NET Web Site (Razor)] テンプレートを選びます。
- 「Web の場所」の隣にあるドロップダウン リストで「ファイル システム」を選び、パスとして、ローカル フォルダーを入力します。
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- [OK] をクリックします。
3-1. IntelliSense を使う
これでサイトが作成できたので、Visual Studio でどのように IntelliSense が機能するかを確認できます。
- 作成した Web サイトで、Default.cshtml ページを開きます。ウィンドウの下部で、[ソース] タブが選ばれていることを確認します。
- ページ中の閉じる </p> タグの直後に、@ServerInfo. と入力します (ピリオド記号を含む)。すると、IntelliSense が ServerInfo ヘルパーで使えるメソッドをどのようにドロップダウン リストに表示するかがわかります。
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- リストから GetHtml メソッドを選び、[Enter] を押します。IntelliSense は、自動的にメソッド名を挿入します。(C# の多くのメソッドと同じく、メソッドの直後に () 文字を追加しなければなりません。)
GetHtml メソッドの最終的なコードは、次の例のようになります。
- [Ctrl] + [F5] を押して、このページを実行します。ブラウザーには、このページは次のように表示されます。
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- ブラウザーを閉じ、更新した Default.cshtml ページを保存します。
3-2. デバッガーを使う
- Default.cshtml ページの先頭で、Page.Title で始まる行の下に、次のようなコード行を追加します。
var myTime = DateTime.Now.TimeOfDay;
- コードの左側にある灰色の余白部分で、この行をクリックしてブレークポイントを追加します。ブレークポイントは、プログラムの実行中に何が起きているかを確認したい場所で、一時的に停止させることをデバッガーに伝えます。
- ServerInfo.GetHtml メソッドの呼び出しを削除し、同じ場所に @myTime 変数の呼び出しを追加します。この呼び出しは、新たに追加したコードが返す現在時刻の値を表示します。
2 行のコードとブレークポイントが更新されたページは、次のようになります。
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- [F5] を押して、このページをデバッガーで実行します。ページは、設定したブレークポイントで停止します。エディターでは、以下のイメージが示すように (黄色い) ブレークポイントが表示されます。
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- [ステップ イン] ボタン (または [F11]) をクリックします。これでコードの次の行まで実行します。再び [F11] を押すと、次の実行可能行まで実行され、これが繰り返されます。
- マウス ポインターを myTime 変数上で止めておくか、[ローカル] や [呼び出し履歴] ウィンドウで表示させることで、値を確認できます。
- 変数のテストやコードのステップ実行が終わったら、[F5] を押して停止させることなく実行します。これで、ページは次のようにブラウザーに表示されます。
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デバッガーについての詳細や、Visual Studio におけるデバッグ手法については、「チュートリアル : Visual Web Developer での Web ページのデバッグ」を参照してください。
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